まちえんの活動記録

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10年 2月のまちえんカフェ@ゾロ目

今回のまちえんカフェは、「小田原市・無尽蔵プロジェクトとウォーキングタウン」で、概ね次のような議論となりました。とにかく、小田原市からコーディネーターに指名された私達も、暗中模索の状態です。

◆千年都市・小田原市における「都市経営」の重要な柱は、まちに埋もれた「地域資源(お宝)」を虫干し、再び光らせることである。そして、小田原らしい地域資源(お宝)の代表には、千年という歴史がまちに蓄積した「なりわい文化」がある。小田原まちづくり応援団では、この「なりわい文化」によって、定住人口を元気にし、交流人口を増やす「なりわい交流」を活動の基本理念に掲げている。(私たちは、これを「千年蔵構想」と呼んでいる)
 また、小田原まちづくり応援団は、現場で走りながら戦略を考え、「概念」を現実的な「行動」に昇華させることを得意技としている。
どうやら、今回、小田原市長が数ある市民組織の中から「無尽蔵プロジェクトのウォーキングタウン小田原」のコーディネーターとして「小田原まちづくり応援団」を指名した理由は「活動理念になりわい交流に取り組むことを掲げていること」、「現場での着想力の強さがあること」、そして何よりも「ひとり三千円程度の参加費用を徴収し、独立採算型で持続的なまち歩きを実行していること」にあるようだ。
しかし、今回の「無尽蔵プロジェクトのウォーキングタウン小田原」には、これまで我々が経験したことの無い前提条件がついている。それは「事務局的支援を除き、民間の力だけ」で「行動資金」を捻出し「持続的な活動レベル」まで至れということである。

◆第一に、
今回のまちえんカフェ0202では、この「民間の力だけで持続的な活動を」というハードルの高さが議論の中心となった。
なぜなら、タウンウォーキング(=まち歩き)を実施している市民組織は、それぞれに異なる「基本理念」を掲げている。この指とまれ方式でボランティア的活動を実行する市民組織とっては「この指にとまる理由=ハートの部分」が最も大切なのだ。そのため、このハートが異なると、市民組織が協働することは、難しいのである。
一般的に「異なるハート」を持つ人を説得し、協働活動するためには、ある力が必要となる。それは、資金的保証力や、立場(人事)的保証力を背後に備えることである。ところが、今回は、この力が一切無い。どうしたら良いのやら途方に暮れた。
そこで、会場の皆さんとあれこれ議論した。その結果「異なるハート」が重なり合いそうな「共通のテーマ」を作ることを導き出した。それは、小田原の南町で生涯を閉じた「坂の上の雲」の主人公「秋山真之」を共通テーマとして、いろいろな市民組織のハートをひとつにしようということである。どうなるかわからないが、とりあえずやってみようということになった。まず、「坂の上の雲フォーラム」の開催を独立採算方式で考えたい。小田原市は、ホールを無料で貸してくれるのだろうかなどなど、眠れない日が続きそうであるが・・・。

◆第二に、
今回のまちえんカフェ0202では、タウンウォーキング(=まち歩き)を支える観光戦略の不備が次の議論の的となった。
具体的には、小田原駅観光案内所である。この観光案内所の真ん中には、ほとんど情報源とならない映像機器がいくつか鎮座している。パンフを置くスペースが少ないため、設置審査に合格しなければ、タウンウォーキング(=まち歩き)関係の地図情報を観光客に発信することもままならぬのが現状である。(案内している人達はとても優しいのだが・・・)駅のコンコースから街なかに出たとたん、観光情報を総合的に入手することは大変だ。正規登城ルートの入口であるお堀端どおりの入口がわからず、うろうろしている観光客が多い。駅前でレンタサイクルを借りたいのに借りることも出来ない。このように、小田原市では、タウンウォーキング(=まち歩き)を支えるべき観光戦略が今の時代に合わなくなっている。交流人口を拡大し、経済を振興するためには、現場の課題から戦略を考えること、観光客の視点で、タウンウォーキング(=まち歩き)の仕組みを考えることが大切で、現場から観光戦略のひとつひとつを見直すことが急務となっている。このように、今回のまちえんカフェでは、観光戦略づくりこそ、官民協力して早期に実施すべきことではないかとの議論となった。

◆今回のまちえんカフェ0202は、以上のように、みんなでタウンウォーキング(=まち歩き)の基本的考え方を整理しました。私達も、暗中模索の状態です。タウンウォーキング(=まち歩き)を実施している市民組織の皆さん、できることから一緒に始めませんか。
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by machien2 | 2010-02-02 01:23