まちえんの活動記録

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07 まちえんカフェ@ゾロ目0404

先日早稲田大学を会場に開催された、まちづくりの一大イベント「下河辺さんを囲む会2007」の報告から、会場の皆さんと小田原の100年後を考えてみました。

●下河辺さんの話
40年間以上にわたり、日本国の総合計画を作り続けてきた下河辺淳さんは、相変わらず「ぼそぼそ」と含みのある言葉を複雑に関係付けながら語る、本当に仙人のような人で、今回の話は、次のような内容であった。
①21世紀になった今、日本国で最大の課題は、「人口減少化社会、少子高齢化社会」である。なんと、100年後には、現在より9千万人少ない、4千万人となるらしい。これは、江戸時代末期と同じ人口とのこと。
②日本国の人口が、4千万人となると、20世紀という9千万人も人口が増加した特別な時代に築いてきた社会体系のほとんどが崩壊するという。例えば「家族が崩壊し、ひとり家族が中心となり、一人ひとりが何でもこなす必要がある」、「市町村単位が崩壊し、集落的単位で物事を考え、それぞれが独立していく」、「情報交換技術の進歩とともに、大都市に集中して住む必要性が薄れ、どこに住んでも仕事ができて問題がない」という社会になるという。
③よって、これからの日本国のまちづくり先進地は「過疎化しつつも生き残っているまち」であり、そこに目を向けることが大切である。
④これからの世界の100年は、平和と文化の世紀であり、その中で日本国は「成長しないことを考えること」が求められる。
⑤そして、どんなに日本国が窮地に陥ろうとも「戦争」という引き金だけは引かないこと。
との事でした。

●小田原の100年単位の将来
小田原は、8年前から人口減少期に入っています。街なかマンションがいくつかでき、一時的に人口が増加に転じますが、日本国が受ける大きな波には逆らえません。
しかし、江戸時代の小田原宿がそうであったように、恵まれた環境の中で「心地よい文化交流のまち」を作り上げていけば、小田原の人口が伸び、活性化につながる可能性がないとは言えません。
そのためには、我々が掲げてきたキーワード「なりわい文化」が重要になるようです。

まちえんカフェの講師を務めてくれた神戸大学COE研究員の山崎義人さん(まちえん関西支部長)貴重な報告有難うございました。
また、山梨県早川町からきてくださいました柴田彩子さん、有難うございました。
2年間TMOタウンマネージャーを努められた宮下英雄さんも有難うございました。

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by machien2 | 2007-04-04 14:00