まちえんの活動記録

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05 小田原市民活動サポートセンター祭(サポセン祭は・に・わ)に参加

タウンセンターマロニエを会場に、サポセン(小田原市民活動サポートセンターの略称)利用者の活動発表を目的とした初のイベントで、46の団体が参加し来場者も2000人ということでなかなか盛況でした。実行委員会会長はまちえん副理事長でもある小早川さんです。
 まちえんのブースは2階の203会議室で、ミニコミえんさんと子育て支援をしているママさんたちのグループとご一緒しました。
 まちえんでは、青木さんと鶴田がコーヒーをワンコイン(100円)で販売しましたが、特にイベント関係者においしいと好評で完売できました。
 お隣のママさんのブースでは、タイの少数民族の方が作っているというバックや小物も販売していましたが、お子さん連れのグループや口コミで観にきた関係者さんたちで賑わっていました。
 来場者の多くは、模擬店の食べ物や販売しているものを覗くのに熱心でした。みかんの花咲く丘の歌声喫茶や政総研も参加していました。まちえんのパンフレットを参加者やフリーマーケットの出展者に配ったところ、風景画を描いている人は是非参加したいとのことでした。(鶴田)
サポートセンターのホームページはこちら
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by machien2 | 2005-11-26 13:25 | 05 サポセンまつり

05 まちえんカフェ@ゾロ目1111

小田原市政策総合研究所所長の後藤春彦さん(早稲田大学教授・まちえん顧問)をメインゲストにお迎えしました。後藤さんは、同研究所の所長に就任して6年目となりました。その間に小田原の市民活動は劇的に変化したといわれてい ます。
今回は、ズバリ!言うわよ。「今、最も小田原に必要なことは?」を話していただきした。
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◆今、最も小田原のまちづくりに必要なことは?◆

●私たちは、今どの時代にいるのか。
「まちづくり」の世界におけるマクロな動向を整理すると、次のとおりである。
1.日本は、人口減少社会を乗り切るために「移民を受け入れる時代」が近い将来、到来する。この時、日本人として移民に「地域の歴史=オーラルヒストリー」を語る時 代がやってくる。その時に備えて、「地域の歴史=オーラルヒストリー」をまとめておくべき時代にいる。
2.日本の社会は、戦後の外発型発展社会(近代的経済型※1)から1980年代の内発型発展社会(持続型※2)に移行してきた。これからは新しい発展経済として、共発型発展社会(外発と内発のハイブリッド型※3)の時代が到来する。共発型発展社会は、内なる世界だけでなく、外部とのネットワークを図るべき時代である。
・地域内で地域の資源を地域に還元する時代である。
・市民参加型まちづくりを手段から目的に変える時代である。
・地域以外の組織とネットワークしながら成長する時代である。 3.世界のまちづくりは、同時並行的に動いている。(世界の先進的まちづくりに対して、即、世界の都市が影響を受ける)世界同時代性の時代には、共鳴しあってまちづくりを進めることが得策である。だからこそ、外国も含んだ外部とのネットワークを図るべき時代である。
そのために、平井太郎さんにイギリスに行ってもらい、小田原の説明をしてもらいたい。

●小田原のまちづくりは、どの段階にあるのか。
小田原の地域の遺伝子を活かした「まちづくり」は、マクロな動向を整理すると、次のとおりである。小田原のまちづくりは、小田原市政策総合研究所が中心となり「な りわい文化」というまちの宝物を発見しており、3.の段階は過ぎている。これかはは、「なりわい文化」を新しい社会資本として再生産する段階(4.)にいる。そのためにも、酒蔵の再生を成し遂げて欲しい。
1.社会システムの創発期は、ガバメントの段階

2.社会資源の発見期は、まちの宝物「なりわい」を発見する段階。

3.社会資本の形成期は、まちの宝物「なりわい」を新しい社会資本として再生産する段階。

4.新しい公共(NPO、パートナーシップ等によるガバナンス)が誕生する段階。

●小田原まちづくり応援団は何をしたらよいのか。
1.小田原まちづくり応援団は、これからの共発的発展社会の中で、外国も含んだ外部とのネットワークを構築すべきである。NPOなど多くの市民組織は、数年で「組織の内発力の限界」を迎え、停滞する。ただし、持続する力は、外部とのネットワークを構築することで再び生まれる。(都市再生モデル調査の実施などの資金調達面のネットワークも大切、ハウジングコミュニティ財団や県や他市との情報面の連携も大切)
2.市民参加を手段から「目的」に変える。(市民参加活動は、千年蔵構想を成し遂げるまでの手段と考えず、活動そのものがまちづくりであると考え、続けること。まち歩きは、まちづくりへの手段でなく、そのものがまちづくりであると考え、続けること。)

●今、最も小田原のまちづくりに必要なことはなにか。
小田原らしい「社会資本の発見」(宝物の発見)段階から、次の小田原らしい「社会資本の形成」を図る段階に移行すること。上記、「なりわい文化」を新しい社会資本として再生産する段階へ移行すること。

●これからの小田原に必要な「社会資本の形成」はなにか。
小田原がどうやって発展(飯を食べてきたのか)してきたのか。その発展の本質に戻るべき時である。私が考えるキーワードは、次の2つである。
産業観光(=なりわい観光)のまちづくり
防災減災まちづくり(地震の断層上にあるまちとしてのまちづくり)

●質疑応答の中からの回答
高齢化社会に対応できるモデル都市にならないだろうか。
地方自治法に地方自治体のあり方は示されているが、住民自治のあり方は示されておらず、法に縛られることなく住民自治は自由である。

注釈
※1 戦後の外発的発展社会
低生産性からの脱却と規模の拡大による発展の時代
=経済行為一辺倒のゆがんだ発展
=破壊的な発展、固有の文化の破壊
※2 1980年代の内発的発展社会
地域の能力の限界と持続的発展への移行
=能力開発、社会的障害の克服
=理想的であるが、現実的でない。
※3 共発型発展社会
すべての地域に内発的な面と外発的な面が存在するため、両方の相乗効果を求めるべきでないか。
(文責 内藤)
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by machien2 | 2005-11-11 13:43 | 05 まちえんカフェ1111