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まちえんの活動記録

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08  7月7日まちえんカフェ@ゾロ目

1.平成8年度のまちえんカフェのテーマについて
平成8度のまちえんカフェのテーマは「元気がなくなりつつある小田原駅周辺の商店街をもっと元気にするためには、どうしたら良いかを皆さんと一緒に考えること」です。
神奈川県とまちえんは、Jリーグを盛り上げているサポーターシステムのように、いろいろな方に商店街のサポーターになってもらったら、商店街に元気を取り戻せるのではないかと考え、2008年度共同で事業に取組むことにしました。名付けて「商店街にぎわいサポーター・プロジェクト」です。

今回のまちえんカフェも、前回に引き続き、「商店街にぎわいサポーター・プロジェクト」について、議論を交わしました。

2. ホットファイブタウンでの「コミュニティ・シアター・プロジェクト」
まず、「コミュニティ・シアター・プロジェクト」について、ホットファイブタウンの平井さんから、現状報告がありました。ホットファイブタウンで2ヶ月に1回開催している「街角コンサート」は、今月も「バイオリンとピアノのデュオ」が開催され、定員いっぱいの100名が集まったとのことです。街角コンサートについては、開催時間を商店街が開店している午後7時までに終了することや、来場者に加盟店で使えるクーポン券をサービスすることといった、新たなアイデアが生まれてきているそうです。
また、先月、ホットファイブタウンと協力して、「試写会を上映したい考えを示していたエレファント」の皆さんが、会場となる第三区公民館の会場をチェックして、計画を進めているということでした。
今月は、「コミュニティ・シアター・プロジェクト」の新しいパートナーとして、「相模舞台同盟」の皆さんが、商店街と協働したパフォーマンスの実施について提案がありました。単に舞台を上演するだけでなく、商店街の各店に衣装や装置で協力を求めたり、舞台で使用した衣装や装置を店でPRしてもらったりといった相乗効果を図ること、さらに、舞台だけでなく露店を出したり、スタンプラリーを開催したりといった、商店街全体を巻き込んだ「文化祭」に広げることが提案されました。

3.いろいろな分野の活動で実績を上げている方々
また、今月は、会場に、新しい顔ぶれがいらっしゃいました。
①舞台をプロデュースする活動(相模舞台同盟)
(上記参照)
②キャンプ、討論などいろいろな活動(シニア・リーダーズ・クラブ・渡部さんと松陰さん)
まず、「シニア・リーダーズ・クラブ」の渡部さんと松陰さんです。シニア・リーダーズ・クラブは、小田原市のオーシャン・クルーズのOBを中心に組織された、30歳前後の若い人たちで、現在、ナイト・ウォークや青年の家でのキャンプを企画しています。その他に、「10年後の小田原像」をテーマに討論会も開催しているということです。商店街の現状にも危機感を覚えているとのことで、会場の商店街の人たちからは、ぜひこのテーマで、公開で討論会を行ないたいとの声が出ました。この企画については、会場の他のみなさんや、シニア・リーダーズ・クラブのみなさんからも前向きな発言が見られ、今後、新たに企画を温めることになりました。
③(団友・内藤さん)
また、新たにまちえんの団友に登録してくださった、内藤さんです。市内栢山に昭和40年代からお住まいで、定年退職後、まちに何らかのかたちで関わりたいという方でした。内藤さんからは、まちかどコンサートはじめ、まちなかではさまざまなことがやられているが、情報がなかなか届かないという問題提起があり、会場の他のみなさんからも同じような声が出されました。

4. 商店街サポーターを公募する工夫について
今回は、商店街サポーターを公募する工夫についても議論が交わされました。「商店街サポーター」という耳慣れない言葉を使ったり、はじめから運営企画ボランティアとして募集したりすると、なかなか人が集まらず、もっと、自然と参加できるような工夫が必要だという提案がありました。その一方で、「商店街サポーター」は、「ファン」ではなく「サポーター」であるのだから、数は少なくとも、運営企画に携われることに満足を覚えてくれる人をターゲットにすべきだという意見も出されました。
商店街などで行なわれているプロジェクトが、商店街どうしでさえ共有されていないという「情報の壁」の問題は、まちなかに情報を自由に掲示する「掲示板」を設置すべきだとか、商店街の情報を集めて発信する人や媒体を工夫した仕組みを作るべきだとかさまざまな提案が続出し、今後、この問題についても議論することになりました。
また、商店街サポーターの募集については、幅広い参加を求めるか、深い関わりを求めるかについて議論したうえで、できるだけ早く募集を行なうことになりました。
今回は、コミュニティ・シアター・プロジェクトに議論が集中しましたが、情報発信や共有の問題をはじめ、商店街が目ざすべき将来像や、そのために人材教育を色々なかたちで目ざしていることなど、商店街活性化の本質に関わる議論が交わされ、次回以降、こうした本質的な問題を念頭に置きつつ、「商店街にぎわいサポーター・プロジェクト」を少しずつ進めることになりました。

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by machien2 | 2008-07-07 10:38